悪あがきブログ。

ママで妻で“働く”女のつれづれ日記。

免許にまつわるエトセトラ。

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意地悪な(しかし何かとお世話になっている)友人が、私の免許にまつわるエトセトラを書けと言っているらしいので書いてやろうと思う。

ふんっ。

もう2ヶ月以上ゴタゴタしていたのだが、
この件について書く気になったのは一旦幕引きになったからだ。

失効した免許の取り直し、諦めましたっ!!!



育休中の大きな課題、免許を取り直すぞ〜と張り切っていろいろ調べ、
更新忘れというアホすぎる理由で1から指定校に通い直すのも悔しいため、一番効率的かつ経済的な方法をと、試験場で受験する指定外校に入校した。
今思うとこの時点で既に考えが甘かったのだけど…
苦い経験から学ぶところも多かったので記録しますトホホ。

①【試験場受験をなめてはいかん】
これから試験場受験をしますなんて人はいないと思うけど、
教習所高いしめんどくさそうだから一発受験しようなんて軽い気持ちで行くならやめた方がいい。
現に免許取得者の95%は試験場に行かない指定教習所の卒業生。
そして試験場での技能試験の合格率はわずか5%(非公表なので概算らしいが)、仮免から本免まで全て一発合格する人は2%を切るらしい…。

し、知らなかった…
なんとかなるだろうとなめてかかっていた自分をブン殴りたい。技能試験に3回落ちてようやくなんかおかしいと思って調べたらこのような数字が出てきたのだ。
こんなの運動神経弱者(そんな言葉あるのか)の私が受かるはずがない。
教習所の先生に「皆さんどのくらいで受かるんですか?」って聞いたら
「うーん、平均で3、4回ですかね〜。10回とかもいますよ。」だって。
それ早く言ってくれよおじさん!

この一件でネガティブ情報の収集はほんとに大事だと痛感しました…
このまま粘って受け続けても復職までに間に合う保証はなく、また仮に指定校に入り直しても今から始めると半年かかると言われ、もはや打つ手なし、ジ・エンド。

この結末に至るまでの2ヶ月と◯万円、返ってこないかなぁ泣。


②【そういや運転が嫌いだった】
そもそもの話だけど…
免許があった頃も運転が嫌いだった。

あんな殺人兵器を乗り回すなんて気狂いの沙汰だと思ってるし、私からすれば首都高はジェットコースター、都会の駐車場は針にタコ糸を通すような神業である。

でもみんな「慣れれば楽しいよ」とか「毛嫌いしすぎだ」とか言ってくる。

いや多分その通りだし励ましはとてもありがたいんだけど、
運転=楽しいもの
という世間の常識のせいでこちらは居心地が悪いのだ。
免許を取るためにその違和感を押し殺してきたが、やっぱダメね。
嫌いなものは嫌い。しょうがない。

これからはラーメンを嫌いだと言う人がいたら
「えー!信じられない!あんなに美味しいのに…」とか言わずに優しく接してあげようと思います。
常識が人を苦しめるのです笑。



③【子供を抱えて自己研鑽するということ】
免許の再取得を“自己研鑽”と言えるかどうかは置いといて、
教習所に行く日は半日がかりなので、下の子を母や義母に預けて出かける。

わざわざ時間を割いて交通費を出して来てもらって無為な結果になるのはほんとに心苦しかった。
“子供を置いて自分のことをするのを申し訳ないと思う気持ち”は長男の時に散々味わって心の整理をつけてきたはずなのに、
あの呪縛から完全に放たれることはないんだろか。

必要なのは太めの神経と感謝の心。
わかってるんだけどねー。


④【世の中どうにもならないことがある】
思えば今まで様々な局面をゴリ押しや交渉で切り抜けてきた。
なんとかなると信じられる性分はO型で良かったなぁと思うし、その結果欲しいものを手に入れたり希望を通したりしてきた。

でも。
そんなもの全く通用しないこともある。

私「一体何が悪くて不合格なんですか?」
教官「それは言えません」
私「・・・」

私「子供のお迎えに間に合わないので試験結果を後日取りに来てもいいですか?」
教官「それは絶対ダメです、なんとかしてください。」
私「自治体の条例上どうしてもこれ以上保育を延長できないのですが…」
教官「ではあなた試験場受験ムリですよ。おやめになってください。」
私「・・・(泣)」

こんなやり取りが何度もあり、心がすり減りました。
教官は警察官。剣もほろろ…。
関係ないけどあの試験場の刑務所みたいな雰囲気と、臭い和式のトイレも大嫌いだった。

世間は厳しい。
3◯歳にして改めて自分の甘さを知りました。




なんだか長〜くなりましたが、
打つ手がなくなって諦めた今の気持ちは

あーーー、スッキリしたっ!!!\(^o^)/

物理的に無理だということがこれほど人を解放させるとは!
久しぶりにビールが美味い。
タコとクレソンのサラダが美味い。
子供にいつもより優しい。

人生諦めも肝心。
残りの育休を余すところなく充実させようと思いますフフフ。

踊りたい踊れない。

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得意なことは少ないが、苦手なことは多くそしてはっきりしている。

 
その一つが、
ダンス!!
 
みんなよく踊ってるよね。
というかここ数年ダンスがかなり一般化してないか。
こんなに誰も彼もどこでも踊るような国だったかしらニッポン。
小学生の授業で必修化って運動会以外でも踊るんですかハーすごい時代になったもんだ。
 
別にダンスが嫌いなわけではない。
むしろ、周りに何人かいるダンサーちゃんダンサーくんたちが羨ましくてしょうがない。
だって文句なしにかっこいいんだもん、
いいないいないいな。
ブルーノマーズも星野源マイコーもAKBも
私はいつだって口を開け目から星を飛ばしながら動画を見てるのだ。
 
なんでしかし踊れないんだろう私は。
いやウソわかってる、ダンスには運動神経というか身のこなしのセンスみたいなものが必要で、おそらく私にはそれが著しく欠けている。
ちょっと物を落としそうになった時のとっさの動きが意味不明だったり、
ライブのノリ方がいまいちダサかったり、
3秒走るだけで体育の黒歴史が蘇ってしまったり、
たぶんそういうこと。
 
中目黒は山手通りでEXILEキッズたち(やそのママたち)とすれ違う時に妙に身構えてしまうのは、
その派手な外見に警戒してしまうだけじゃなく、羨望と劣等感の混ざった変な気持ちになるからなのだ。
 
 
って前置きはどうでもいいんですが、
最近“恋ダンス”を毎日踊っている。
今さら?
ええ今さら。
悪いか。
(ドラマ観てなかったんだよなー…すごい後悔しております泣)
長男の保育園でも練習しているとのことで、こりゃ一つ息子と踊れるものがあったら楽しいんじゃないかと始めてみたら、
これがなかなかに楽しい。
たぶんセンスの良い人の何倍も時間をかけて、振りの解説動画を見ながら練習する日々。
子供たちも巻き添えで、なんとか形になってきた(気がする)。
 
TRFのダンスエクササイズDVDについていけず、フォーチュンクッキーも中途半端に終わった自分が、恋ダンスは最後まで踊りきったことに小さな成長を感じずにはいられない。
日々是精進。
 
 
 
しかし薄々気づいていた問題が一つ。
 
踊れるようになって私どうするんだ? 
 
保育園で私が踊るわけではないし、
インスタに動画をアップするなんて習慣はない。というか理解できない。
でもせっかく踊れるようになったのにもったいないなー
二人を超えていけ〜♫のところで向き合って踊ってくれる人いないかなー
 
 
というわけで誰か一緒に恋ダンス踊ってくれませんでしょうか。
カラオケにでも行きたいけど誰を誘っていいかもわからないし。
 
奇特にもこれを読んで踊ってもいいかなと思った方がいたら
コートダジュールのファミリールームに集合しましょう。

もう少し2017。

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完璧に片付けたと思って夫の実家に帰省したのに、

帰ってきたらキッチンの片隅で残り物の味噌汁が静かに年を越していました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
2017年になりました。




遅ればせながら年末に「君の名は。」を観てきました。
評判どおり、素晴らしい。
ここ数年の映画で一番良いかも。

細かくどこがどうだと表現するセンスもないので、観てない方はぜひ観てみてとしか言えない。
ただ、なんというか心の使ってない部分の筋肉をギューーーッとされる感じ。
観た後の不思議な爽快感と、どうしようもない喪失感のハイブリッド。
いい大人になっても、まだ経験したことのない感覚があるんだなぁと思った。


2016年は、ここ数年の激動ぶりに比べるとわりと平穏な一年でした。
迷ったらやる!とか目標を立ててみたけど達成できたようなできなかったような。
ただ言えるのは、4歳と1歳の息子たちの凄まじい成長スピードに巻き込まれてうやむやになってたけど、
「で、私自身は何か成長したのか」
と問われれば
「してなーっい!」
としか答えられない、割とちんまりした一年だったこと。
でも別にそれに落胆するわけではなく、
まぁそんなこともあるよねと、病気も事故もなく過ごせて良かったねと、紅白を観て甘酒をすすって締めくくったわけです。


(そして例によって
「いやー、一年ほんとあっという間だったわ…」
と思ったわけですが、
同時にどこかで聞いた
“時間の流れが早いと感じるということは、毎日が過去の繰り返しということ”
という話を思い出す。
そういやお年寄りの一年は短く、子どもの一年は長い。)


2017年、どんな年にしようかなぁ。
もう結婚や出産や引越しなど人生の一大イベントはまずないのだから、
そろそろもっと自分の中身に目を向けるタイミングなのかもしれない。

んー、そうだなあ。
今年の抱負は
“もう少し深掘りしてみる”
にしようかな。

もう少し考えてみる
もう少し話してみる
もう少し遠くまで行ってみる
もう少し時間をかけてみる
もう少し調べてみる
もう少し待ってみる
もう少し続けてみる

という感じ。
自分の、いろんなことがうわべだけでツルツル滑ってく感じに嫌気がさしてたので、
そこを変えられたら、もっと豊かで新しい毎日になる気がしている。
もう少し深掘りして、脳みその使ってない80%をつついてみたら、“君の名は。”で揺さぶられたような未知の感覚がブワッと出てくるかもしれない。
そういうものとジャンジャン向き合って味のある素敵な大人になりたいな。


とかなんとか考えつつ、
やっぱりそれ以前の基本は、
明るく笑顔で元気よく!(←小学生か笑)
ちょっと気をぬくと陰気になるので、胸張って声出してモリモリ食べて前進したい。
結局そこ?
結局そこだわ。

家族や友人や大切な人たちともっと向き合って、元気を分け合えるような日々を送れたらいい。
幸多き一年になりますように。

今年もどうぞよろしくお願いします。



ダラダラしたい。

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スナック菓子片手にゴロゴロしながらテレビを見る。

が、できない。

子供がいるからそんな余裕がない、とかそういう意味ではなく(それももちろんあるんだけど)。
のんびりすることそのものがどうも苦手なのだ。

テレビを見る時は、
誰かにLINEしながら
ネットスーパーの注文しながら
洗濯物たたみながら
洗い物しながら
が当たり前。
それらをしなくていい時も、ふと気づくとなぜか立って見ている。
いやいや私、せめてソファに座ろうよ、一息つこう…と座ってみても、なんだかソワソワしてきて10分後には何か別のことをしている。

昼寝、というものも苦手。
よーし!今日は昼寝するぞ!と強い決意を持って決めておかないとできない。
ましてや“昼過ぎまで寝てる”なんてとても考えられない。
いったいどうしてそこまでのんびりできるというのか。

休んだ途端あれこれ思い出して動き出し、
おもちゃを撒き散らしながら遊ぶ子供を追いかけて片付けて回り、←これを毎日5回くらいやる
右のものを左に動かし、また右に戻すようなことを繰り返し、ふぅ〜ってなって1日が終わる。
が、夜寝る時もなにやらすごく体に力が入っているらしく、ガチガチですよと整体師に指摘され、
あなた食いしばりすぎて歯がすり減ってますねと歯医者に言われた。



なんか。
すごーく損してる気がする…。

怠惰な時間のぜいたくを
脱力する幸せを
たとえそのチャンスが巡ってきても楽しむことができないなんて。
こないだはベッドでゴロゴロしながら遊ぶ子供の横で正座してる自分に気づいてちょっと悲しくなった…せめて横になろうよ。

だから
いつでもどこでも寝られて、極限まで散らかしながら子供と集中して遊べる夫が心底うらやましい。
深夜のお笑い番組に爆笑しながら、ポテチを袋ごと飲み物みたいに食らう姿に、あぁこの人は完全にスイッチを切れるんだなぁと実感する。



早いもので今年もそろそろ終わるけど、
ちょっと来年からはこの常にソワソワしてる自分をどうにかしたい。
休むときは思いっきり休んで
遊ぶときは思いっきり遊んで
もう少しダイナミックに毎日を謳歌したいのです。

取り急ぎ、年末年始は缶ビールとポテチを飲み、こたつで紅白に突っ込み入れながら真剣にダラダラ過ごしたいと思います。

真剣にダラダラ。
やっぱり力入ってるな…

LとGの話。

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アメリカの新大統領の件で世間は騒がしいけど、

一体何がどうなるんだかいまいちピンとこないなぁ怖いなぁと思ってた中、こんな記事に出会う。


トランプ氏がどうこうと言う文脈ではなく(そもそも彼についてとやかく言えるほど勉強もしてないし情報もないしね)、
大きな振り子が今そっちに振れてるのね〜とおおまかな世界情勢を把握するのには、私にもよくわかる良記事でした。

グローバル化=良いこと”
と当たり前のように思ってたけど、それも70年越しの刷り込みだったのか…とかちょっと目からウロコ。
楽観的になりすぎてもいけないけど、絶望して思考停止するよりこの記事くらいのテンションで柔軟にありたいものです。

さて、
先日ちょっとした機会があり、我が家に外国人の若者たちが遊びに来ました。
インド、ベトナムインドネシア出身の彼らは本当に素敵な人たちで、
とても楽しいひと時を過ごしました。
我が家のリビングで英語が飛び交って笑い声が上がるという絵が新鮮だった…
当然うまく言葉が通じなかったり相手の言うことがわからなかったりする場面もあるけど、
そんな時に“スマホ画像検索”と“子供でごまかす”という技がいかに便利かということを思い知らされたのでした。
次男がいつもやる、人差し指を立ててヒョイヒョイする謎のダンスが、インドではメジャーな踊りだと判明したり笑。


そして漠然と、あぁ今後こういう交流が増えていくんだろうなと思った。


いつか海外で暮らしてみるのもいいなと思ってたけど、
この国の何かが外国人に魅力的に映るなら、こちらが出向いて“国際交流”を求めていかなくても、向こうから来てくれるのだ。
じゃあ行かなくてもいいじゃないか!と言い切れるほど単純ではないけれど、
仮に海外暮らしをしてみても、
「それもこれも日本にいてもできるよね」
「やっぱり日本が一番暮らしやすいわ」
とか結局思っちゃって、なんというか“答え合わせ”をしに行くような気がしてならない。
そのくらい世界は均質化してると思うし、なんだかんだ故郷が一番なのだ。
(とは言えリアルな体験に勝るものはないから、答え合わせになるとわかった上で行くのも価値があると思うけど。)


先のLとGの話に応用して、
日本全体をひとつのL(ローカル)と捉えたら、日本を深く理解して自ら楽しむことが結果としてG(グローバル)的な要素を磨いていくことに繋がるんじゃないかなと思う。
Lをよくわかってなくて、自分の国のこと語れなくて3ヶ国語話せても、なんとも薄っぺらく片手落ちになりそうなもの。

だから1割のGが9割のLをリードするという構図ばかりじゃないような気がする。
そして1割のGになるべく頑張るのももちろんいいけど、センスの良いLを目指すのも素敵なことだなぁと思う。
あわよくば両方の側面を持ち合わせることができたら無敵。


写真は最近常備しているチョコです。
こんな美味しいチョコが200円で手に入る国なんてきっと他にないよなぁ…
すごいぜニッポン。






本になります。

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このたびブログが本になります。


と言っても全国書店にて販売中!なんていうことでは全然なく、
身内が取り組む自費出版事業のサンプルとしてどうかと話を頂き、お願いしました。
 
こんなくだらないブログをわざわざ本にするなんて恐れ多いなぁ恥ずかしいなぁと思いつつ、いざ試作版を手にするとやっぱりちょっと嬉しいもので、
せっかくだから、
記念だから、
と旅先で訳のわからない買い物をする時に似た、不思議な勇気がわいてくるのでした。

ものを書くというのは、
私にとってすごく身近なこと。
読書感想文はさほど苦ではなかったし、
中学生の頃は友人たちと1000通を超える手紙交換をしていた。
悩んでぐちゃぐちゃになる時は何に悩んでるのか書き出すし、
手帳や日記、計画表も、まぁまぁ続く方だと思う。
そういや仕事では企画書書いてる時が一番楽しい。

しゃべるのはあんまり得意じゃないので、
書くことで頭が整理され、物事がシンプルになって輪郭を現すあの感じが好きなのだ。
あーそういうことだったのね、って。

一方で、書いてしまって輪郭を現したくないこともけっこうある。
きれいな夕焼けを見て、
「きれいな夕焼け」
と書いたら、その夕焼けはもう“きれい”という檻の中に閉じ込められて、それ以上でも以下でもない世の中に溢れる夕焼けになってしまう。
言葉って残酷だなぁと思う。

だからなのか、子供に言葉を教える時に若干の葛藤がある。
「これはリンゴだよ、赤いんだよ、甘いんだよ…」
と教えつつ、心の中では
(いやー、違うよね、リンゴじゃない表現があるかもしれないし、これがピンクに見えることもあるかもしれないし、甘いなんて単純な味じゃないんだよ、あぁまた常識の檻に入れてしまった…)
ともどかしいのです。

そうした思いを知ってか知らずか
いや知らないだろうが、
長男が時々はなつ子供らしいみずみずしい言葉にホッとしたりして。
空に浮かぶ鱗雲を見て、
「ママ、お空がバラバラだよっ!!」
とかね。
この感性をいつまでも忘れないでほしいなぁと思う。


そんなこんなで(?)本になります。
どういう形で世に出るのか詳細はまだわかりませんが、
数年後に“ちょっと照れくさい思い出”になるタネが芽を出しました。

栄光書房の皆さん、ありがとう!

ハワイ。

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ハワイに行ってきました。


と言っても、もう戻って10日もたってしまった。
本当は興奮冷めやらぬ感じで青い海!広い空!的なことを書くつもりだったのですが、
なんだか毎日やたら眠くて老人並みの早寝早起き生活をしていたら、夜中に書いてるブログなど開くこともなく、秋もすっかり深まって今に至る。
寒いよー。


よく遊ぶ友人夫婦がぼやいた
「あ〜ハワイ行きて〜」
の一言にハイハイハイハーイ!!と身を乗り出して手を挙げ実現したこの旅行。
どうやら一部では“あの奥さんがハワイにどうしても行きたいと言ってきかない”ということになっているようだが、まぁ構わない。
あながち間違ってもいないし。ふんっ。

ハワイ通の二人はとにかく詳しくて、
あれが食べたいこれがしたいというリクエストに的確にこたえてくれた。
旅行の時はプランニング側に回ることが多い私としては、こんなにラクな旅は初めて。
手際よくやってくれてたけど、
けっこう大変だったろうな…
ほんと、感謝!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

楽しかった旅行記書いてたらキリがなくなりそうなので、特に印象深かったとこだけメモ。

◼︎朝ヨガ
一回やってみたかったこれ。
現地在住の日本人先生(美人)を呼んでもらって公園でやりました。
朝5時半に起きて、寝ている子供達と夫を残してそ〜っと出ようとしたら、背後から
「おっはよーアロハ〜♪」
とハワイかぶれの長男の声が。
チッ。
しぶしぶ彼も連れて行くことにし、あーぁゆっくりヨガできなそうだなぁと諦めかける。
が、キレイな先生におだてられたせいか、意外なほどヨガに参加する長男。
フラフラしながらも一生懸命立ち木のポーズをする3歳児はなかなか頼もしいものでした。
朝の空気とか、流れる雲とか、目を閉じた時感じる光とか、
ベタかもしれないけどやっぱりそういうものが素晴らしくて、心が広くてヘルシーな人間になりたいと素直に思ったのでした。
まぁ2時間後には夫とケンカしてたけど…。泣。

◼︎ホノルル動物園
大人がやりたいことをわりと優先してしまう我が家でも、1日くらいは子供デーを作ろうと、
友人夫婦と別行動にして動物園へ。
“たいしたことない小さな動物園”とネットのレビューにあったので、
ちょっと寄ってからビーチに行こうくらいのノリで行ってみた。
が、意外に広い!
そして、動物がいない!
歩いても歩いても空っぽの檻ばかりで、
奥に動物がいても背を向けて昼寝してて何の動物かわからないというユルすぎる動物園…
なのに他の外国人観光客はけっこう楽しんでいるようで、“なんで?!何もいないけど?日本の動物園のクオリティって高かったんだなぁ〜”とかモヤモヤ思っていたが、
後半のゾウ、キリン、シマウマあたりからはようやく動物園らしくなってきて、
子供たちも楽しかった様子。
ホッ…

まぁちょっとびっくりしましたが、トロピカルな花がたくさん咲いていて、芝生や遊具もあって、子連れで散歩するにはとても良かったです。
動物園改め、“動物もいる公園”と名前を変えてほしい、ぜひ。


◼︎キッチン付ホテル
「ハワイはご飯が高いから、テイクアウトで食べたり自炊できるホテルがいいよ〜」
との情報をもらったので、
某国の胡散臭い大統領候補が経営するあのホテルに泊まりました。
驚異のクジ運を持つ夫がチェックインしたところ、部屋をアップグレードして頂き、
予想外に良い部屋に泊まれました。
サービスもなかなか良くて、やるじゃんト◯ンプ!という感じ。(まぁあの方はあんまり好きにはなれないが…)
キッチン付きのホテルには初めて泊まったけど、これは便利。
子供いると電子レンジやコンロに冷蔵庫、食器類があることでかなり助かりました。
夜な夜なみんなで部屋飲み会をやったのも楽しかったなぁ。
長男が帰国後、
「またベランダでご飯食べようよ!あれ?狭い!無理だね!」
と言ったのがちょっと切なかった…。


他にもカイルアビーチやファーマーズマーケット、ステーキにパンケーキにアサイーボウル…などなど、THE・ハワイを満喫させて頂き、
かくして育休中の大イベントが終了したわけでございます。
そして働いていつかまた来るぞと心に誓ったのでございます。

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飛行機での帰り道、ぼんやりと思ったのが、
海外を近く感じて生きてたいなぁということ。
海外旅行というとちょっと大げさな感じがするけど、今回の旅にしてもお盆の北海道よりずっと安かったりするし、
英語や街歩きも(国にもよるだろうけど)スマホのおかげもあり行ってしまえば何とかなる。

ニューヨークで働く友達が、
「みんなすごいとか羨ましいとか言うけど、だったら行っちゃえばいいのにって思う。海外なんてさ。」
って言ってたのがすごく印象深くて、
そうまで思えたら人生すごく広がるだろうなぁと思った。
もっともハワイ旅行とニューヨークで働くのでは全然次元が違うけど笑、
国境をヒョイっと飛び越えられる心身のフットワークを持っていたいなぁ。
それと勇気と度胸と体力とやりくり力と情報力と…
オラに力を!