第二子出産と北斗さん。
無事第二子を出産しました。
妊婦じゃなくなった。
一人だったのが二人に分裂した。
産む前とあとでやっぱり世界が変わったんだなと実感。
そして、二人目でもやっぱり産む前はかなり不安で、ここはあんまり慣れるものではないんだなと実感。
不安だから景気のいいことを考えようと思って、頭に浮かんだもの。
それは、
「北斗晶」。
松岡修造かなとも思ったけど、なんかしっくりこないから北斗晶のことをひたすら考えながら出産に臨んだ。
頭の中で、北斗晶が声をかけてくる。
「なぁにビビってんだよ!大丈夫だって!」
「今さら逃げられないんだから、しっかりしろ。あたしなんて頭蓋骨割って生死の境をさまよったことあんだよ!(←テレビで言ってた)」
「あんたはよく頑張ったよ。あと少し!」
「赤ちゃんはかっわいいぞ〜っ!」
北斗晶があのすてきな笑顔と声でひたすら応援してくれた。
別に知り合いでも何でもないんだけど・・・
土壇場で頼ったのは家族でも子供でもなく、北斗晶だった。
こんなんでいいのか。
でもすごく心強かった笑。
ピンチに陥った時、この“脳内北斗晶”オススメです。ぜひお試し下さい。
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以下、産む前日のメモ。
このポエミーな文章と、翌日の現実との格差こそ、出産のリアルなんだと思う。
でも、子供はいいものだ。
大切に育てます。
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あと半日と少しでお腹の子が出てくる。
この10ヶ月一心同体で暮らしてきて、
楽しいことも嫌なことも、元気な日もしんどい日もみーんな一緒だったのに、
時々いることを忘れたりもして、あーもう妊婦飽きたとか、めんどくさいとか思ったりして悪かったなぁと思う。
一人じゃないよ、ここにいるよと、それはそれは激しいキックとパンチで教えてくれてたのに。
もう二度とお腹の中には戻ってこないんだもんなぁ。
そしてもう二度と妊婦にはならない可能性が高いとも思うと、ちょっと感傷的になってしまう。
出産怖いなぁ
痛いのやだなぁ
かわいいだろうなぁ
上の子もパパも親たちも喜ぶだろうなぁ
産まれてからも大変だろうなぁ
寂しいなぁ
たのしみだなぁ
いろんな感情でぐっちゃぐちゃ。
とりあえず、母子ともに生きて明日を迎えられますように。
元気にこのメモを読み返せますように。
お腹の子とは
「祈りのようなもの」
や
「時間のようなもの」
でできているって読んだ。
ほんとにその通りだと思った。
人間の形をした、祈りと時間に、明日、会うのだ。