悪あがきブログ。

ママで妻で“働く”女のつれづれ日記。

米つぶ戦争。

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戦いの季節がやってきた。

次男の手づかみ食べブームが来たのだ。
彼は手加減を知らないスナイパー。
ごはん、おかず、汁物。
彼にかかれば全てが破壊力抜群の武器になる。
茶碗にグーをつっこみ、
味噌汁の豆腐は握りつぶす。
スープの具をつかもうと皿ごとひっくり返し、
スティック状にした野菜は一口で食べようとする。(そしてむせる。)
納豆に至っては手や口についたのを拭おうとし、そのまま顔に塗る。
で、うわぁってパニックになり髪の毛やテーブルからもネバが引く。
クモの巣。臭い。

まぁ長男の時も毎日戦ってたので今さら驚きもしないのだが、
(いや、むしろ長男は暴れた上に食べないという悲しいおまけ付きだったので、なんだかんだ食べてくれる次男はマシかもしれない。)
厄介なのは米つぶだ。

ごはん食べてればそりゃ普通にこぼれる。
しかしそれだけではそれだけでは済まないのが米つぶ。
テーブルの裏、椅子の隙間、ソファの上、プレイマットの下…
髪の毛の中、鼻の穴、足指の間、絵本のページ、爪の隙間…
なぜそこに忍び込んだ!?という神出鬼没感。

また、食事の終盤=飽きてきてる段階になると、
フッと次男が1秒くらい無になる瞬間がある。
来たっ!
構えろ!

「シュププププププププッッッッッ!!」

奇襲・米つぶ散弾銃。
けっこうな飛距離、そして放射状に米つぶが飛ぶ。

母、完敗を記し、戦いは終了となる。

米つぶにまみれた次男を椅子から降ろし、米つぶが潜むリビングに連れて行き、米つぶが散乱した食卓と床を掃除し、時々米つぶを踏んで「ぐぇっ」となるのだ。

毎日毎日米つぶを拾い続けてる気がする。
米つぶ拾う姿って哀愁漂ってると思うのよね。
背中丸めて、あ〜ぁってため息つきながら、
あんまり人に見られたくない格好で、今日もたくさんの母親が米つぶ拾ってんだろうなと想いを馳せる。

やっと片付いたぜ!
次は洗濯物を干しまーす!
と、子供の洋服を勢いよく広げたら、
パラパラパラ………

足元には洋服から落ちた米つぶが散乱。
ふと目をやると、その米つぶを拾って食べようとしている次男。

もう嫌です。
さようなら。