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悪あがきブログ。

ママで妻で“働く”女のつれづれ日記。

モニモニくん。

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次男が一歳になりました。


大小の丸を組み合わせると描けるような、まぁるいフォルムで、
最近はモニモニくんと呼んでいる。

よく笑い、
よく食べ、
鼻くそがやたら立派で、
兄ちゃんが大好きで、
潰されても叩かれてもおもちゃを貸してもらえなくても、
あんまり泣かない。
放って置くと、一人で黙々と人形をいじったり絵本を食べたりしている。

典型的なザ・次男。
それがモニモニくんだ。

わかりやすい美男子ではないかもしれないが、
いつか綾野剛に化けるような気がしている。
愛敬があってかわいいやつ。

そう、かわいいのだ。

“二人目はただただかわいいよぉ〜”
と先輩方に言われていた意味が今よくわかる。
長男の時にあったいろんな感情はサラサラとろ過されて、
次男に対しては
「ほぇ〜、かわいいのぉ〜(←鼻の下びろーん)」
という単純な気持ちだけが残るのだ。

第一子というのは
お腹の中にいる時から、
母親の不安や期待や緊張や愛情やストレスを一身に受けて
いろんなものを背負って産まれてくるから、
ナイーブになりがちなんじゃないかな。

うちの場合、
長男が悩まされた肌荒れ、偏食、体質、睡眠トラブルなどなど
次男には今のところ一切ない。
こうまで違うのかと驚くほどに。
いかに私が何も考えずに次男を育てているかを全身で教えてくれている…

モニモニ君は
実にたくましく育って一歳を迎えました。
おめでとう
ありがとう



一歳までの365日は彼の人生で一番成長した一年。
産まれて数ヶ月の頃、90歳のひいおばあちゃんに会った時、
「あぁこの子はあと200倍くらい生きないとひいおばあちゃんに追いつけないんだなぁ」
としみじみ思った。
でも今はもう90倍で追いつける。

親に追いつくには約30倍。
そしてそれは20倍になり10倍になり、そのうち2倍になり、やがて親はいなくなりその差は限りなく0に近づいていく。

あたり前のことなんだけど。
数字上の話を超えて、中身もだんだん親に追いついていって、長い長い時間をかけて理解できるようになるのかなぁ、と。

その受け継がれる時間の神秘に参加できていることに、幸せを感じて、感謝したい。


まぁとにかくね、
うちの長男くんとモニモニくんは最高なのですよ。

親歴ももうすぐ5年目に突入。
親バカ上等!

自由ってなんだ。

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長野の山奥に『わざわざ』という名前のパン屋さんがある。

たまたま手に取ったフリーペーパーでその存在を知り、読んでみると、
なんとお店で仕事体験する人を募集していると書いてある。
こ、これは…
パン屋さんになれる!
しかも昨夏行って楽しかった軽井沢の近く!
心が躍った。

早速夫と日程を調整して訪問日を決め、
オンラインでこのお店のパンを買って予習し(これがまたかなり美味しいパンでテンションUP)、
Facebookをフォローしてお店のブログをチェックして、
わくわくが満タンになったところで
ちょっと温度高めの申込みメールを送った。

三日後。
届いた返信は、「残念ですがお断り」だった。
ガーーーーン。
理由は、
申込みが予想以上に多いこと
現在の社員だけでお店が回るようになってきたこと
お店が忙しく体験者に対応しきれないこと
だそうで、就職希望者のみ受け付けることにしたと、申し訳なさそうな丁寧な説明があった。

久々にけっこうなガッカリだったわけだが、
まぁ考えてみれば私みたいな
“旅行を兼ねて流行りの田舎体験したいわ〜♫パンも大好きだし!”
的な軽いノリの申込み者がたくさんいたんだろう。
『わざわざ』とてボランティアで仕事体験者を募集していたわけではない。
人手不足を解消するための経営上の手立てとして、“短期のお手伝い”を募集していたのだ。
課題が解決したのなら、募集する必要はない。
それだけのことだ。
 

『わざわざ』は、私と同世代の、都会から移り住んだ女性が始めたお店。
小さな子供も二人いるそうで、下の子をおんぶしながらお店に立つという。
自分たちが本当に良いと思うものを
よーく吟味してお店に並べ、
少しずつ改良を加えたり、変化をつけたり、
オンラインショップに手を入れたり、
庭を作ったり、畑を耕したりして
過ごしているんだそうだ。

でも、彼女の日々のブログからは
“田舎暮らしに憧れて自分のお店をオープンした懐古主義的な夢追い人”
みたいな雰囲気は全く感じられない。
「田舎暮らしなんて、そんな甘いもんじゃない。生きていくためにギリギリで会社を経営してるんだ。」
と本人も言っておられるように、
すごくリアルで、生々しくて、次世代的で、テクニカルで、人間らしい暮らしがそこにはあるんだろうなと感じる。
うまく言えないけど、とにかく魅力的な世界。

で、そういう暮らしに私は憧れているんだろうか?と自問する。
答えは、否だ。
田舎に住みたいわけではない。
娯楽や流行や刺激の少ない土地でやっていける自信はないし、
狭くて濃密なコミュニティも苦手。
あ、虫も嫌いだしね。

じゃあ何がそんなにまぶしく感じるのかと言うと、
きっと田舎に漂う“自由”な空気なのかもしれないな、とこの頃思う。
大声でワーッて叫んでも隣近所に迷惑じゃなかったり、
今なら1日10回くらい言ってる「すみません」を言う場面が少なそうだったり
車を気にせずどこまでもどこまでも走れたり、
しなくても良い我慢がすごく少ないんじゃないかなと。
まして子供にとっては、この種の“自由さ”がすごく尊いものなんじゃないのかなと、
思うのです。

そして、そんな環境が欲しいと思った時に、“選べる自由”を持ち合わせていることも私にとってすごく重要。
AかBか迷った時にどちらも選べるためには、経済力なんかも必要かもしれないけど、
“心が”自由だったらきっとどっちでも選べる。
「夢じゃない〜あれもこれも〜♫(あ、B'zです)」
って思えるかどうか。

環境のせいにしてはいけないけど、
都会にいると、考えなきゃいけないことが多すぎて、どうも心が“自由”であることからどんどん遠ざかっていく気がして。
危機感。

“自由”はしばらく自分の中でキーワードになりそうです。
まだまだモヤモヤするけれど。
一体自分が探してるものは何なのか、ちょっと『わざわざ』に行ってヒントをもらってこようかなぁ。
働けなくても、パン屋体験できなくても、
まぁいいや。

わざわざのサイトはこちら。
パンは〈角食〉が一番美味しかった♫

口コミの力。

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何をいまさらって感じですが、

やっぱり口コミってすごいなと思う。

これを書き始めて一年になるけど、
この頃
「ブログに書いてあったあれ、買ってみたよ」
「私もやってみることにした〜」
「あの日の記事のあれ、詳しく教えて!」
みたいなことをよく言われるようになった。

恐れ多いやらちょっと恥ずかしいやらなんかもーすみませんと思いつつ、
こんな戯言をブツブツと書いたようなブログでも
誰かの役に立つこともあるのかなと思うと、素直に嬉しい。


そういや自分の周りにも
誰かが薦めたもの、やってたこと、真似したものが溢れている。
食材も、調味料も、美味しい店も、洗剤も、子供のおもちゃも、習いごとも、休日の遊び場も、本も、スマホアプリも…
誰かに教わったものだらけ。

特に奥様情報ネットワークはなかなかの精度とスピード。
『子育ては情報戦だ』
とはよく言ったもので、ちょっと集まってランチでもすればどっさりと情報のお土産を持ち帰ることになる。
LINEでレシピが飛び交い、重曹を使った掃除の裏ワザを試し、夏休みの旅先を共有、最新の保活情報を得て、面白そうなイベントへの参加者が募られ…

そりゃ企業はここに入り込みたいよなぁ、
と改めて納得する。
ステマ、やりたくなるよね。
“利用者の95%が満足”って言いたくなるよね。
あの芸能人も使ってる!とか書きたいよね。
自然拡散を装ってリツイート増やしたいよね。
「どうしたらバズるんですかっ?!!」って相談したくなるよね。

口コミ効果は無敵にしてデリケート。
派手な宣伝よりも、誠実で中身が伴ってるものが支持される時代は素敵だと思うけど。
訴求する側は知恵が試されるものです。


人から薦められて我が家で殿堂入りしたものたちはこんな感じ。
「あ、これ私が薦めたやつ!」というものがあったら、その方にとても感謝してます…。
ハッピーエレファントのオーガニック洗剤シリーズ
ぴよちゃんクリーニング
Amazonプライムのサービス一式
メルカリのフリマアプリ
ベルメゾンのGITAシリーズ
近所の寿司屋
近所のパン屋
近所のヨガ教室
雪ちゃん味噌、富士酢、旭ポン酢……

などなど。助かっております。


しかし!
いくらお薦めしてもなかなか広まらないものが一つあった。
CG版にリニューアルして、これが大人が見てもかなり面白い。
長男に見せたらハマってしまい、もはやオタクの域なのだが、保育園では当然ながら誰もサンダーバードトークに付いてこれない。
3歳にして孤独な趣味を持つ男になってしまった…

誰か相手をしてあげてください。
今一番口コミしたいおすすめアニメです。

節約について。

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‘節約’の意味を調べてみた。

「無駄遣いをやめて、切り詰めること」
だそうです。
ふーん。

浪費家ではないと思う(たぶん)。
だが節約家でもない。
そもそもお金の計算や管理が苦手なのです。

管理できてないから無駄遣いしてるかどうかもよくわからない
でも危機感だけはある
こんなテキトーだといつか破産するんじゃないかと思う
たまに焦って資産管理や節約術について情報収集
中途半端に終わるが、中途半端な満足感も得る
結局あんまり変わらない
(✳︎最初に戻る)

あーダメだ、ダメすぎる。
お金の話なんてこんなところで書くことじゃない気もするけど、
いいかげんキッチリしたいので、
頭の整理を兼ねてメモ。


なんだかいつもぐっちゃぐちゃになるので、
現状把握と長期計画をザックリ考える。
ってことで前にいろいろ調べてみたらこれが良かった。

以前やったものも既に忘れてるのでちゃんと見直そう…

◼︎習慣化
続いて日々の管理。
昔ながらの家計簿なんてムリ。
レシート貼るやつとか袋分けとか世間にはいろいろありますが、私にはどれもムリ!!
なのでアプリに頼る。
アプリもいくつか試したけどやっぱりこれが一番すごいです。
オススメ。

ただしやってることで満足しがちなので…
月に一度だけチェックする習慣をつけようと思います。

◼︎生活スタンス
これについては、いろんな雑誌を読んで傾向と対策が見えました。

印象深かったのは10年前と現在の節約トレンドを比較した記事。
たしかその内容はこんな感じ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〈10年前〉
特売日に大量に肉や魚を購入し大量調理or冷凍。チラシで食料品の底値をチェックしスーパーをはしご。部屋は小物でかわいく飾り付け。光熱費や通信費を節約するための小ワザを駆使。
〈現在〉
買い物の回数を減らし、使い切るまで買わない。安い物も買う一方で好きな物への出費は惜しまず、不要になったら売り、物の総量を増やさない。部屋はザ・シンプル。通信費を節約するためにプランを根本から見直す。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ふむふむ。
節約界は“涙ぐましい努力型”→“ざっくりメリハリ消費型”にシフトしているようだ。

ちなみに私、現在型にけっこう当てはまっててちょっと嬉しかった。
例えば、食料品は使い切る分しか買わず、ある材料でできるものを作る。だから冷蔵庫がスカスカな日も多い。
親世代からすると不安に感じるらしいのだが…、使い切れずに腐らせたり「あ、そういやこんなの買ってたんだっけ!」的なことになる方がよっぽど私には不安なんだよね。
でもまさかこの買い方が節約界のトレンドだったとは…!
やるじゃないか私!w

そして、この冷蔵庫方式を生活全般に応用すれば良いのかも、とふと思った。
物が少なければ
=選択肢が少ない
=迷わない
=時短
=片付けもラク
=管理もラク
=大切にする
使う・捨てる・新調するというサイクルが活性化して、生き生きと暮らせるんじゃないかなと思うのです。

よって、
「把握できる範囲の物だけで暮らす」
を目標にしたいと思います。
存在を思い出せないような物は、容赦なく捨てるか手放す!くらいの覚悟でシンプルライフを送りたい。
気に入ってるものだけに厳選された暮らしは快適でもあると思うのです。


どうでもいいけど、
断捨離ってすごい語感だなといつも思う。
戦隊モノの必殺技みたいな。
「断、捨、離っーーーーー!ドーーッン!!」
みたいな感じでやれば、すごい勢いで捨てられそう。

旅のかたち。

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“「何もしない」をしよう”
なんてコピーが昔あったような。

でもそんなことを意識しなくても
子連れ旅行というだけで何も「できない」ということがわかってきた。
そしてこのところ何回か続いた「何もしない」小旅行で、
意外とそういう旅が楽しいということを知りました。

観光地には行かない
ガイドブックは買わない
お土産屋にも行かない
泊まる場所でゆっくりする
混む前に帰る

そんなゆるい旅。
移動時間でのロスは避けたいので
なんとなくの回り方は調べておくけど、あとは気ままに散歩する。

京都では洛北と嵐山だけ。
鎌倉では由比ヶ浜稲村ヶ崎だけ。

地元に詳しい友達のありがたい情報や、通りすがりのおっちゃんの助言などもあり、
混雑とは無縁(あ、江ノ電は除く…)の穴場を回る。

前は旅先の観光地やお土産用の買い物のためにできるだけ早くチェックアウトして
あちこち回っていたけれど、
それが叶わぬ今は、
住宅街の猫
地元のパン屋さん
お醤油屋さんの匂い
朝食のおかわり
旅館の散策
とか、今まで見過ごしてたものが味わえるのも一興。

そしてのんびり快適に過ごすためには宿選びが重要だなぁと再確認。
美味しいごはんと、きれいなお風呂と、ふかふかの布団。
そして行き届いたサービスに出会うと、
この一期一会のために毎日新鮮な気持ちで高いレベルを維持する宿の人たちって、ほんとにすごいなと思う。
例えばフロントの人は毎日毎日同じ館内説明を何百回もして、
レストランの人は毎日毎日メニューを考えて、フライパン振ったり玉ねぎを何十個も切ったりするんだろう。
私だったら毎日少しずつの
「ま、いっか。」
が積み重なってどんどんダメな宿になっていくに違いない…。
良い場所を作ってその後“キープしてさらにより良くしていく”ことの難しさを思うと、頭が下がるのです。

と、書きながら思ったけど、
家を切り盛りしていくのもなんかちょっと似てるかもなぁ。
世の奥様方に比べたらまだヒヨッコの部類かもしれませんが、そんな私でも今まで
3000回くらいご飯作って
1500回くらい洗濯して
5000回くらいオムツかえて
3000冊くらい絵本読んでるんだ。
その一回一回とどれだけ向き合えてるのかと言うと甚だ疑問ですが、
繰り返して繰り返して、時々自分に喝を入れながら“より良い宿”を作りたいなと。
(我ながら真面目な教訓…。)

そして楽しかった旅の余韻に浸かる間もなく
長男が発熱し、GW後半はあっさり消えました。
熱が下がった今はわがままギアがトップレベル。
まぁそんなものだよね…
無事に元気になっただけでも感謝しないと思う頭と、コラーッ!!と追いかける体の、あぁ苦しき裏腹よ… 

…………………………………………………

✳︎最後に子連れ旅についていくつかメモ。
・移動はとにかく短時間になるように
・スーツケースは送るとラク
星野リゾートはやっぱり良い(今年は行ってないけど)
・宿代は節約しすぎるな、旅先でのよくわからない“せっかくだから”的なムダ遣いをやめろ
・食事は人気店でもピークタイムを外して予約すれば意外といける
・離乳食はかさばる箱型ではなくパウチで十分。食器はたいてい貸してくれる
・電車&車のぐずり対策には新しいおもちゃや子ども雑誌を
・絵本アプリも神
・子供用チェアベルトが便利
・パックなど化粧品はご褒美系をひとつ
・腰痛頭痛足痛対策を忘れずに

サングラス。

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散歩が気持ち良い季節になってきました。


分厚い上着を着なくていい開放感がたまらない。
冬の間は、自分と子供2人の上着を着たり脱いだり持ち歩いたりするのがほんとにめんどくさかった。
もともと小荷物派なので、ベビーカーが上着の山でこんもりするのが我慢ならない。
子供グッズ入りの大きいバッグ持ってるのに、そこに上着の山があって、さらに買い物してレジ袋なんて下げたらもう“ハウルの動く城”みたいになるからね。
うっかり子供をベビーカーから降ろしちゃうとバランス崩してベビーカーは後ろにガッシャーン!
荷物グッシャー!
私はキーッ!!
でございます。

だから上着がないスッキリ感がかなり快適。


そして春はまた紫外線の季節でもあります。
この時期、私が毎年その扱いに悩ませられるもの。

それは
“サングラス”。

どうも目が焼けやすいらしく、
強い日差しの中にちょっといるだけですぐに目が痛くてショボショボになります。
なのでそれを防ぐサングラスは必需品なのですが…

どうして堂々とかけられないんだサングラス。
なんでちょっと恥ずかしいんだサングラス。
似合ってるのか不安になるのよサングラス。
徒歩圏内でこそ使いたいのにサングラス。
かける街を選んでしまうのサングラス。

「あ、いえ、気取ってるわけではなくほんとに眩しくてかけてるんです」
と常にアピールしながらかけることはできないだろうか。
普通の人が普段着で、まして子連れでかけてると、なんだかチグハグした頑張ってます感が漂ってしまうのですよサングラス。

そして夫もけっこうサングラスかける派なのでさらに厄介。
休日は夫婦ともサングラスで行動することが多いので、もう私の心の中はザワザワし通しです。
『わわわ、なんか視線感じる…、勘違いファミリーだと思われてるかも、大しておしゃれでもないのにイタい感じ??…あぁ外してしまいたいけど眩しいし紫外線あびたくないよー…てかなんで夫は堂々とかけてられるんだなんかちょっと悔しいんですけど…あーもしも私がモデルみたいな外見でこなれたファッションを着こなすような女子だったらこんなこと考えないんだろうにちくしょー………』

的な。


しかしまぁサングラスはコンパクトで軽くてカチューシャ代わりにもなる便利な奴だしやっぱり必要だ、ごちゃごちゃ気にするまい、他人の目に打ち勝て、胸を張るのだ私!
と勇気を奮い立たせる。

だが、今度は下の方から視線を感じて見下ろすと、
サングラスをかけた私を見て
“ニッヤ〜”
と次男が笑っている。

完全に小バカにされてるよねこれ。

負けない。
負けないから。


……………………………

全く違う話題ですが…
九州の地震でたくさんの方が大変な思いをされているようです。
何かささやかでもできるだけダイレクトに届けられる支援はないかなと思ってたら、
ふるさと納税で自治体を指名して寄付ができることを知りました。
カードも使えるし簡単。
もしこれを読んだ方で迷っている方がいたら、オススメします!

新宿。

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新宿が嫌いだ。

だって新宿は人に厳しい。
こんなに厳しい街は日本中探してもどこにもないと思う。

思えば上京してから何かと新宿に縁が深い。
中央線沿いの大学に通っていたので
乗り換えや途中駅で新宿を毎日利用していたし、
飲み会や買い物はだいたい新宿だった。
田舎娘が歌舞伎町の洗礼に遭い、
朝まで遊んでいる人たちの多さに驚き、
その仲間入りをしたことの背徳感と優越感にたぷたぷと浸かり、
伊勢丹で売っているようなバッグを買う日は来るのだろうかと首をかしげながらよたよたと売り場を歩き、
でも手ぶらで帰るのは癪なので駅でちょっと贅沢な惣菜を一品買って帰る、
そんな毎日。

そして就職して3年目の冬に新宿に配属になった。
当時の職場周辺は治安が悪くてトラブルだらけ。
あぁ世の中にはこんなに様々な種類の人々がいるのだと思い知らされる。
防災センターのありがたかったこと。
仕事もまたディープで、
“肌荒れ&口内炎vs栄養ドリンク&眠眠打破”のバトルが毎晩繰り広げられ、
23時の生中ジョッキとラーメン全部のせに愚痴をトッピングし“ぷっは〜!”と締めくくる。
まるで止まったら爆発してしまう車に乗っているみたいに、アクセルを踏み続けてた。

その後、別の仕事に数年携わったのち
2人めの出産までの約一年は、また新宿に戻ってきた。
仕事内容や働き方は変わっても、また違う種類のアクセルを踏み続け、ノンアルコールで“ぷっは〜!”して、
朝焼けは夜の延長ではなく、朝の始まりとして拝むことになった。

こうして述べ10年弱、新宿を拠点にしていたわけだが、
今だに新宿を好きになれない。
空が狭いし、
空気は汚いし、
歩いている人の顔はなんとなく暗く(みえて)、
迷宮のような駅から、
毎日世界一の数の乗降客が街に吐き出され、飲み込まれる。
ボーッとしてると置いていかれる。
膨大なお金とエネルギーをもとに脱皮が繰り返され、
栄枯盛衰、諸行無常、発展途上
ふと顔を上げると、
「オマエまだそんなとこにいたの?」
と街に言われる。
新宿とは私にとってそういう街だ。

今日は久々に新宿に行った。
また新しい風が吹いていて、真新しい良い匂いがした。
この街で頑張っている友達とおしゃべりしながら
野菜多めのランチをして、
ちょっと良い化粧品と、ちょっとおしゃれなお土産を買った。

別にそれで新宿が好きになることはなかったけど。
やっぱり待っていてはくれない街だな、と思った。

でも。
自分にはそういう場所も必要なのだ。
癒しとも優しさとも無縁だけど、
少しの緊張とヒール靴(履かないけど)なしには乗り込めない、
両肩をガシガシ揺さぶられるような場所。
そういう街を心に持つことで、
大袈裟かもしれないけど、
生きていくための羅針盤のひとつになっているのかもなぁと思った。

そんな物思いにふける母の気も知らず、
ベビーカーの次男は終始へらへらニコニコ愛想振りまいてたけど。
男子がキレイなねーちゃんを好きなのは、
もう遺伝子に組み込まれているとしか思えない。
まったく幸せなもんだ。