悪あがきブログ。

ママで妻で“働く”女のつれづれ日記。

去年の後悔、今年の抱負。

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世の中もう新年って雰囲気ではありませんが、

今年の抱負について。


2016年は
“迷ったらやる”
にします。
もともと迷ったらわりとやっちゃう方ですが、あえて抱負とすることでより強化しようと思います。

そいや去年の抱負を思い出すのにすごい時間かかったし(ちなみに去年は“優先順位”でした)、まぁ新年の目標なんてその程度のものですが…
人生の夏休みはまだしばらく続くので、恐怖の「あれ私何してたんだっけ?」にならないよう、いろいろチャレンジしていきたいと思います。

どうぞ今年もよろしくお願いします。


(↓以下どうでも良い話。)
去年、一つすごく後悔していることがある。
それは次男出産時のこと。

予定帝王切開のため、手術室に入った。
さぁいよいよだとドキドキしてきたので、心を落ち着かせようと手術台で深呼吸なんぞしていたら、
「良かったら音楽選んでくださいね〜♫」
助産師さんが一枚の紙を渡してきた。
有線のチャンネル表だった。
こんなサービス聞いてない。
大病院で割と規制が厳しかったのに、いきなりここにきて出産用BGMを選べと言う。
「少しでもリラックスできるようにね、好きなチャンネルに変えますからね〜」
と。
足元ではメスやら何やらを準備する金属音。
周りには手袋をはめたり挨拶をしたりするお医者さんたち。
こんな緊張感マックスな状況で突然振られて、のんきにBGMを選べるほど私は強くなかった。
とっさに何か無難なの…当たり障りないやつ…と目に入ったものを選んだ。
「じゃあ、カ、“カフェ”で。」

……。

何だよ“カフェ”って。
そもそもカフェなんて音楽のジャンルはない(と私は思う)。
コーヒータイムを邪魔しない、そこはかとないおしゃれミュージック。
当然ながら何がかかっていたかなんて全く覚えてない。
次男がこの世に登場する記念すべき瞬間のBGMなのに。

この出来事を、
あの時「カ、“カフェ”で。」と言ったことを、
後々すごーく後悔した。
手術はもうごめんだが、もしあの時に戻れるなら、例えばこう言いたい。
「じゃあ、メタルで。」
メタルをバックに、オギャーッ!と真っ赤な顔でシャウトして登場する次男。
カッコいいじゃないか!
まさに男の中の男という感じ(ちなみに次男は乙女座の羊年、性格は温厚)。
きっとメタルをバックに産まれてきた男子として、お医者さんにも一目置かれ、ナースステーションはキャーキャー、
いつか彼女ができたら
「俺、メタルをBGMにこの世に産まれたんだぜ」
と口説けたりするかもしれない。

あぁその絶好のチャンスを
「カ、“カフェ”で。」
の一言で奪ってしまったかーちゃんを許して下さい。

そしてその後次男は、クラシックとドライヤーの音が好きな穏やかな子に育っております。
もしメタル好きになったらいろいろ大変そうだし笑、まぁいいんだけどさ。


どうぞ今年もよろしくお願いします(再)。

幸せの沸点。

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2015年が終わります。

今年は雪国で年越しです。
雪全然降ってないけど。

ここ数年大きな変化の渦の中にいるので、
ちょっとやそっとの事では動じなくなりました。
皿とか割っても基本「あっ」とかしか言わない。

でもそんな動じない日々の中でも、心に残る出来事はそりゃいっぱいありました。
なので今回は「2015年私の5大ニュース」で締めくくりたいと思います。
(そんなの誰も興味ないよ!と突っ込まれそうですが…)


第5位    【テレビが来た】
三年越しの検討の末、テレビをやっと買い換えました。
26インチ→55インチ。
でかい。
今までは一人暮らし用のテレビを目を細めなが見てたので、これでだいぶ健康的になりました。
CG版のサンダーバードの迫力がすごい。


第4位   【上司に泣かされた】
厳密には泣いたのは昨年末だったと思うけど、不甲斐なくて悔しい毎日を過ごしていた時期に、身に余る評価を頂いたこと。
「頑張るな、一生懸命やればいい」って言われて涙腺決壊。
ちゃんと見ててくれる会社にいることは幸せだと思ったと同時に、自分が何をどうすべきかすごく考えた(そして未だ答えは出ず。)、印象深い出来事でした。


第3位    【免許失効…】
まさかのやつね。
今さら住所変更しようとして行った警察署のカウンターで期限切れに気づくというアホさ。
“うっかり失効”の期限さえも超えて、救済措置はナシ。
もはや私は“うっかり”とさえ呼んでもらえないのか…と、3日間ほど頭が真っ白。
取り直しかぁ…
どーしよぉーかなーーーぁぁぁ(号泣)


第2位    【夫が育休取った】
秋に2ヶ月ほど夫が育休を取得しました。
いろんなことにチャレンジして、得たものもたくさん。
今後につながる良い経験になりました。


第1位    【次男誕生!】
そりゃ1位だ。
家族が増えたんだもん、大事件です。
ムッチムチのニッコニコで、いつもみんなを癒してくれるかわいい次男。
兄ちゃんに米粒入りのくしゃみを吹きかけられても、愛情いっぱいのハグで押し潰されても、納豆食べた後にチューされても、決して泣かずに兄ちゃんLOVE!な、たくましい子に育っております…。





昔読んだ広末涼子のインタビュー記事で、
「私幸せの沸点が低いんです〜」
って書いてあったのをなぜか良く覚えている。
要は小さな事でも幸せを感じられるってことなんだろうけど、普通に生きてたら経験値と共にその沸点は上がる一方。
どっかで食べたよな美味しいもの。
どっかで見たよな綺麗な景色。
どっかで聴いたよな良い音楽。
そう簡単には“初めての感動”を上回れないもので溢れてきた。

子供を得たことでその経験値がゼロクリアされ、別ステージに移った楽しさは十分味わってるものの(そして子供たちは毎日たくさんの“人生で初めて”を経験してることに感動と羨望)、いつか全ての主語が子供になって「“子供が”◯◯した」が“私の”ニュースに同化しすぎないように気をつけようと思う。
今はまだ良くても、彼らが大きくなった時、“君らの幸せだけが母ちゃんの幸せ!”状態になってたら、彼らを苦しめることになるかもしれないんだ。

“幸せの沸点”はなるべく低く、
でもちゃんと新しい世界の新しい感動を少しずつ更新していけるような、
そんな2016年とその先の未来を願って。

家内安全
商売繁盛
原発反対

皆さま今年もお世話になりました。
これからもどうぞよろしく。


なんで君。

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長男の“なんで?”攻撃がピークを迎えている。

なんで?に対して一度の回答で納得することはまずない。
なんで?の連射の後、彼から
「ふ〜ん」
もしくは
「そうか」
という言葉が出たらこちらの勝ちだ。

いくつかの戦いをここに。

◆飲み会

「なんで今日パパ帰るの遅いの?」
「飲み会なんだって〜」
「なんで飲み会だと遅いの?」
「夜やるからだよ」
「なんで夜やるの?」
「…う〜ん、夜やるとさ、ウッヒャッヒャー!ってなって楽しいからじゃない?」
「あぁそうかー!」

→そこで納得するのか。

◆日曜日
「今日は何曜日?」
「日曜日だよ。」
「なんで日曜日なの?」
「昨日が土曜日だったからだよ。」
「そうかー。」

→こちらパパとの一戦。見事。

◆湯気
「このスープ湯気が出てるね、なんで湯気は出るの?」
「うーん、スープが暑くて我慢できなくて、アチチ!ってなって煙に変身しちゃったんだよ。」
「なんで暑いと我慢できないの?」
「だって◯◯君だってお風呂で暑くなると我慢できなくて出てくるでしょ。」
「ふ〜ん、そっか一緒だね!」

→なんかズレてる気がするけど、まぁいいや。

◆飛行機雲
「なんで線みたいな雲があるの?」
「飛行機が通った後にできる飛行機雲だよ。」
「なんで飛行機雲はできるの?」
「…。ちょっとわからないから調べるね。」
(しばしgoogle先生に聞く。フムフム。)
「えっとね、飛行機雲は水蒸気っていう…」
「ねぇねぇなんで夕焼けは赤いの〜?」

→答えなんて聞いちゃいない。
次々あふれる“なんで”。勉強させて頂きます。


◆う◯ち
「なんでう○ちは臭いの?」
「(ついに来たー!妖怪体操かよ!)うーん、ママもよくわからないから今調べるね!」
(しばしgoogle先生に聞く…)
「あ、食べたものが体の中で腐ってう◯ちになるから臭いんだって!」
「そうか〜。クンクン、くっさ!」

→急に自分が臭くなったらしい。

◆ごはん
「このごはん美味しいね。なんで美味しいの?」
「ママが心を込めて作ったからだよ。」
「そうか〜。美味しすぎるんだけど〜!」

→泣かせてくれるじゃないか…



これは一応“勝った”戦いのごく一部ですが、
私も時々このなんで攻撃に負けて
「も〜なんでなんでって言うのー?!」
と白旗を揚げることもある。
すると長男、
「も〜なんでなんでって言うのって言うのー?!」
とニヤリ。

いやもう敵いませんて。
笑点大喜利ばりの鮮やかな返しがしたいんだけど。
歌丸師匠をうならせるくらいのセンスが欲しい。

✳︎写真は全然関係ありませんが、葉加瀬先生@Eテレ。
この方にこの衣装を着せようとするEテレも、恐らく喜んで着たであろうとにかく明るい葉加瀬さんも好き。

大変ってなんだろう。

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ずっとモヤモヤしていたことをズバッと言ってくれていて、スッキリしたコラム。

反対意見も多いようで、その歯に衣着せなすぎな文体からも不快に感じる方もいるかもしれませんが、(自分は子育て歴も浅く、“恵まれている”環境にあることを重々、重〜々承知した上で、もしかしたらまだまだ視野が狭いのかもと思いつつ…)
現時点で私はけっこう賛同。

ぜひアンサーコラムと合わせて一読頂ければ。

↓【ママ神格化】について


子供が二人になってから
「大変でしょ?偉いよね〜」
って挨拶みたいに言われる。
労ってもらって、ほんとにありがたいことなんだけど、
「いやいや、まぁそれなりに大変だけどねぇ〜」
と返しつつ、心の中では
『でもあなたもあなたなりに大変でしょ?』
って思ってるんです私。
大変競争になっちゃってもナンセンスだし、ここあんまり深掘ってもしょうがないから言わないけど、
大変じゃない人なんて、そういないと思う。
あるのは大変さの“種類”と“程度”の違いだけ。
大変さがわかりやすかったり伝わりにくかったり、言いやすかったりそうじゃなかったりの差があるけど、それぞれみんないろんなもの抱えてるはずで。
(ただ、今のママムーブメントで社会が変わること自体は歓迎すべきこと。それが変にねじれて着地しないことを切に願う。そうならないためにも議論が必要なんだな。)

だから、いろんな種類の大変な人たちが
「ま、お互いいろいろあるよね!」
って肩叩いて助け合えるような世の中になればいいのになぁと。
必要なのは想像力。
そんな難しい話じゃないんだと思うんだけど。


しかしこの間ベビーカーでバスに乗ったら
「バカ!」
っておじいさんにつぶやかれて(ちなみにおじいさん普通に席に座れてました)、
この“おじいさんの事情”をいろいろと想像してみたけど(パチンコに負けてムシャクシャしている、おばあさんと喧嘩してきた、“バカ”ではなく本当は“赤!”と言っていたなど)…結局理解できませんでした。

まだまだこちらも修業が足りませぬ。

あがいているか。

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ブログを始めて約半年がたった。

続いてるじゃないか私!
(半年で、しかもこの緩いアップ頻度で果たして続いてると言えるのかわからんが…)

このブログのテーマは“悪あがき”にしたんだった。
ほとんど忘れてたけど、迷ったら何でもやってみようと決めてこのタイトルにしたんだった。

「毎日何してるの?」
とよく聞かれるんだけど
「…何してるんだろうね私?」
と答えてしまうことが多い。
いや何してるって子育てですよ子育て。
あと家事ね。
2日に1回ペースで漏れるう◯ちが付いた次男のベビー服を洗ったり、
走り回る長男がこぼすお菓子を拾って追いかけたり、
「なんで?」の無限ループに付き合ってヘロヘロになったり、
次男を叩いた長男を叱って二人とも泣いてこっちが泣きたいんだよ!ってなったり、
ご飯作るのイヤだなーと思う気持ちと頑張ろうと思う気持ちの間で揺れる想いを体中で感じたり、
そういうことをしてるうちに日が暮れて夜になります。

でも不思議なもので、
何か“予定”があれば、こんな通常業務はこなしつつその予定もやれちゃうんだよね。
いつも残業してるのに飲み会の日はなぜか早く仕事片付けられちゃうみたいな感じか。
だからなるべくジャンジャン予定入れるように心がけてます。
でもそれもなんとなーくやってるから
「私いったい毎日何してるんだろう?!」
と思っちゃうんだよねやっぱり。
(いやもちろん子育てです!って胸を張って言っていいんだけど、ほんとにやれてるのか自信ないしそれだけじゃなんだか不安になるもので…)

なので、今日は最近悪あがいてることをちゃんと記録して、自己満足に浸りたいと思います。


◆長男の才能探し
うちの天才(自称)も3歳になったし、何か始めようかなと画策中。
ひとまず公文、スイミング、英語、ピアノ、体操あたりの体験予約をしてみてる。
どれか一個しかやらないけどね。
体験荒らし。

TOEIC受験
こっそり受けました。
結果が良かったら公表しようと思ってたんだけど、良かったんだこれがっ!
まさかの過去最高スコアでちょっとびっくりしてるんですが、
こういう試験はほんとに知識よりテクニックなんだなと実感した。
これは自慢ではなく(いやちょっと自慢かも)、衰えた脳ミソでも、1日30分の勉強でも、案外いけるかもしれないよ!という例としてここに共有します。
わーい。

◆おもてなしから逃げない
料理上手な人って多いから、自分が作ったものを人に食べさせるのってちょっと構えてしまう。
仮に褒めてもらったときのあの「そんなことないよ〜」的な謙遜も苦手で、また考え過ぎの妖怪がモゾモゾ動き出す“おもてなし”。
でもそれじゃ腕も上がらないし、作る余裕がある時にケータリングするのもなんだかなぁと思い、
ちょっとしたランチやおつまみなら作るようにしようと心がけ中。

◆雑誌購読
“dマガジン”がなかなか良い。
削られちゃうページも多いので、隅々までじっくり読みたい雑誌には不向きだけど、
料理本とか時事系週刊誌とかを斜め読みするには◯。
ギャル雑誌やオヤジ誌まで読めるし、世の中が知れて気に入ってます。
眠れぬ夜のお供。

◆自分メンテ
と言うほどではないけど、半年ぶりに美容室行ったり(次男連れて行ったらリラックスとは程遠い大仕事になったけど…)、産後ウォーキング講座で正しい抱っこ紐の付け方を習ったりしました。(キツめに付けるとすごくいいのね抱っこ紐。)
次は体を動かさないとほんとにやばい。
絶望的な硬さとコリ…



てな具合です。
次は何をしようかしら。
やらなきゃいけないことが後回しになってる感は否めないけど。
でも明日世界が滅亡するかもしれないしさ、
今日一日、自分も子供も楽しかったなって思って眠りたい。
という言い訳。
部屋の隅にホコリたまってる…

次男がデカい。

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次男がデカい。(くりかえしてみた。)


大きい、と言うよりなんか“デカい”の方がしっくりくる。
数ヶ月ほど他の子より時代を先取りしているこの0歳児は、身長も体重も頭も顔のパーツも、全てがデカくて、堂々とした赤ちゃんだ。
ただそこにいるだけなのに、いつも“ジャーン!”とボスキャラが登場したかのような雰囲気がある。
穏やかで、ニコニコよく笑い、自分の乗ったバウンサーを太い足で「フンッ!フンッ!」と揺らすのが最近のお気に入りだ。「フンッ!」の時に思いっきり二重あごになるのがチャームポイント。

この間友だちが初めて次男を見て
「なんか、人間やるの4回目です!って感じだね」
と言った。何かが起きても『あ、このパターンね、とりあえず泣いておけばいいやつだわ、ハイハイ』とか思ってそうだって。
ふむ、なんかわかる・・・


長男が痩せっぽちだったので(そして今だにおチビ)どうも子供が“デカい”ということに慣れないのだが、
とりあえずスクスク成長しているのが一目瞭然なのと、なんとなく丈夫そうに見えるのは安心する。
だがそのガッチリ感のせいで、時々月齢の感覚がわからなくなり、
「あれ、まだ寝返りってしないんだっけ?」
「腰は座ってないのか、忘れてた!」
「離乳食は?」
「うつ伏せになっても前に進まないねー」
などといろんな人に言われる(4か月の彼にはまだ難しいことばかりです)。
こないだ初めてソファから転げ落ちて泣いた時は、
『あらら、でもまぁ頑丈そうだし平気だろう』
と根拠のない理由で母親にさえあっさり扱われた。
ちょっと災難だ・・
デカめに育っているだけなのに。


ところで長男がテレビで大相撲を見るのが好きなのだが、一緒に見ていたらちょっとした発見があった。
力士をよく見ると、体のシワの入り方が次男と同じなのだ。
え、なんでここにシワ?!という所にあるシワが一緒。
例えば両胸の上に斜めに入るシワ、手首と肘の間に入るシワ、首の後ろのシワ(別名・出川哲朗線)などなど・・・
そして次男の体を観察すると、そこにシワができる経緯がよくわかる。
お肉の行き場がなくなると、できるべくしてできるシワだったのだ。なるほど。

※参考(シワの。)



しかし今まで太めの男性には魅力を感じなかったけど、
デカいって、プニョプニョしてるってこんなにも可愛らしいものなのね。
「デカいーっ!デブー!」
と繰り返し呼びかけながら、今日もパンパンのほっぺにすりすりしています。

私に新しい世界を教えてくれた次男に感謝。


そういや大相撲って生で見たことないからちょっと行ってみたいなぁ。
今見たらすごく親近感わくかも。

育休総括。

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先週をもって、夫の育休(という名の有休)が終わりました。
実に有意義で濃い60日間でした。

ちょっと長くなりますが、振り返ってみたいと思います。

■数字で振り返る
(※育休前との比較値。主語は全部夫です。)
・一週間で子供と触れ合う時間…10時間→30時間
・一週間で私と話す時間…4時間→8時間
・一週間で自分のことを考える時間…2時間→7時間
・1日の睡眠時間…6時間→8時間
(※以下育休中の数字)
・家事負担割合…40%
・料理をした回数…50回
・共通の友人と会った回数…5回
・読んだ本…15冊
・家族旅行の回数…3回
・車の走行距離…1000キロ
・増えた体重…◯キロ

■良かったこと
数字でも明らかだけど、
「人間らしいコミュニケーションと生活ができた」
のが最大の成果。
夫いわく、子供・妻・自分と向き合う時間が取れたのがほんとに良かったとのこと。
実際、夫婦喧嘩や子供のイヤイヤもかなり減った。
人間話せばわかる、向き合えば理解できるんだな。

育休前の残業時間が月200時間を超えていたので、時間の流れ方や質がもう全然違って、育休スタート当初は落ち着かなかった夫。
ペースがつかめてからは、毎日何か予定を作り、家族でアクティブに過ごしました。
3ヶ月の次男はかなり連れ回されたけど、外の空気にたくさん触れて、病気もせずプクプク大きくなっていった(大きくなりすぎ疑惑さえある)ので、まぁ結果オーライだと思う。

また、いつかやりたかったマネープランや保険の見直し、田舎暮らし体験、部屋の模様替え、片付けなどが一気にできたのも良かった。
時間がないと後回しになることもエイやっとね。
おかげでいろいろスッキリ。

その他、長男の保育園に1日保育士体験に行ったり、私がダウンした日を“家事育児まるごと担当DAY”としたり、育休らしい経験もしていました。
(久々に一人で女子会に行かせてもらったのにも感謝!)

あ、家事が早く終わるようになったからか、夫婦とも読書量が増えました。
私の読書は半分マンガだけどね。胸キュン系少女漫画にハマるという副産物が・・・きみはペット、アオハライド、ストロボエッジ読破して、次は俺物語の映画が観たい。
どうしたんだ私。


■良くなかったこと
多少予想はしていたものの・・・
出費が・・・笑
こんなに休めるの今しかない!と思うと「いつか買おう」「いつかやろう」と考えていたものに次々手を出してしまうもので。

うーん、せっかく休ませてもらったからにはちゃんと意義のある休みにしないと!という気合いが裏目に出た。
何をやるにもそれなりにお金がかかる、だからやりたいことがあるなら働くのだ、という至極あたりまえなことを再確認。
同時に、お金をかけずに過ごすのがまだまだ下手だなぁと思った。
いや別に贅沢してたわけでも無駄遣いしてたわけでもないんだけど。チリツモです。

反省して、話題の家計簿アプリ“マネーフォワード”を始めた。
超便利!オススメです。


■今後のこと
育休前は、“育休を取ること”自体に価値を置き、その中身にはあまり期待しないようにしようと思っていた。
↓※参考

が、終わってみればとても充実した2カ月間で、家族がそれぞれ成長できた気がする。


夫の育休のことを言うと、いろんな人から
「よく2カ月も取れたねー!」
と驚かれた。

しかし夫の職種も職場も長期休暇が取りやすかったわけではなく、むしろその逆だ。前例もなく、それなりに逆風もあったようだし。だからこの休暇は“取れた”のではなく、交渉と準備とそして周囲の多大な協力によって“(強い意志の元に)取った”ものだ。
そして、そこまでするだけの価値はあったなと思う。

ちょっと大げさかもしれないけど、
この育休が
“何を大切に生きていきたいのか、家族でじっくり向き合って考える時間”
になった気がするのだ。


ここまで書くと誤解されそうだが、別に仕事以外の時間を充実させることが絶対だとは思ってない。
仕事が楽しくてがむしゃらに夜中まで働くのもアリだと思うし、それが大事な時期もあるかもしれない。(経験済みなのでその気持ちわかるし…)
そのとき何が大事かなんて人それぞれだから、価値観の押し売りはよくない。

でももし、いわゆる“ワークライフバランス”に疑問を持ちながら働いてるなら、
大事なことを犠牲にしていないで行動を起こせばいいのだと強く思う。
今まで何度も「しょうがない」「無理だ」という言葉を聞いてきた。
聞くたびに悲しかった。
疑問があるならポジティブな変革を起こせばいい。
まずはそこから。

簡単なことじゃないけど(かく言う私も何も変革できてないんだけど泣)、
簡単なことじゃないからと諦めて、職場と家の往復だけで気づいたら年老いていた、なんて人生は想像するだけでイヤだから。
とりあえず、“どうしたらいいのか考え続け”ようと思う。




翻って夫。
今週から元の残業ライフに逆戻りしております。笑。
子供の起きてる時間になんて帰ってきやしない。
でも育休中に見出した大事なことがブレないのなら、
次にどうしたら、もっとハッピーに生きられるのか考えていけるはず。
そこに期待を込めて…私はお先に寝ます。
残業夫の帰りを待つほどの良妻ではありませぬ。
悪しからず。


★最後になりましたが、この度の育休取得に協力頂いた皆さんに、心から感謝しております。
本当にありがとうございました。