悪あがきブログ。

ママで妻で“働く”女のつれづれ日記。

コーヒー愛。

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年間300杯くらいは飲むだろうか。
地元のコーヒーショップで受験勉強して、
ドトールのミラノサンドBとアイスコーヒーと文庫本が定番で、
スタバのラテを片手に早朝のオフィスでパソコンを睨み、
セブンカフェの100円コーヒーのクオリティに驚き、
(形から入る)夫が買った電動コーヒーミルが今日もけたたましく豆を砕く。

いつもコーヒーがそばにいて、
その時々ゆるいマイブームみたいなものがあった。
そんなに詳しくもなくこだわりもないけれど、どーせ飲むなら美味しいコーヒーで幸せになりたい。

酸味少なめの深煎り系が好きです。
マンデリンとかコロンビアとか。
あーでもモカも美味しいと思うようになってきたな。

……
なんて書くとコーヒーをたくさん飲むかのようですが、
違うんです。

一口でいいの。
ほんとにちょっと飲めば満足するタイプ。

外で飲むコーヒーはたいてい残すし、
家で朝淹れたコーヒーはちびちび飲むので昼になってもまだ残ってる。

試飲カップ。
あのサイズ!あのサイズなんですよ私が飲みたいのは。
スタバで“スーパーショート150円”なんてサイズを作ってくれたら毎日でも飲むのになぁ。
(グランデとか私にはもはや謎でしかない…)

「コーヒー、もういらないの??」
という言葉を今まで何度かけられてきたことか。
カフェでは店員さんに「この人このコーヒーまずかったのかな…」といらぬ心配をかけてしまってきたことだろう。
違うんです。
美味しいの。
コーヒー大好きなの。
でもちょっとでいいんだよ。
ってのがなかなか理解されないんだよね…

とはいえいちいち説明するのも面倒だし、
あーやっぱ私ちょっと変わってるのかなぁと思ってたんだけど、
こないだ朝のテレビ番組で
“コーヒーを寝る前に「淹れる」とよく眠れる=香りに強いリラックス作用がある”
と言ってるのを聞いて合点。

私が求めてたのは出来たてのコーヒーの“香り”だったんだなと。
あの深〜い香りと始めの3口くらいで、私にとってのコーヒーの役割は終わるのだ。


そういうわけで、
カルディコーヒーファームの店頭試飲に誰よりも満足しているのは自分だと思う。
あの手のひらに収まる紙コップに半分だけ注がれたミルクコーヒー。
私のコーヒー欲を満たすちょうど良い量。
最寄駅にカルディができた時、“喜んだ地元人ベスト30”にたぶん入ってるはずだ。
もともとカルディの商品も大好きだけど、あそこに行く理由の4割くらいはマイルドカルディの試飲だからね。
普段はブラック派だけど、あの甘ったるいコーヒーは買い物に疲れた体に染み渡る。
アイスからホットに変わった日には秋の訪れを感じ、
ハロウィンブレンドが傍らに陳列されてるのに試飲はマイルドカルディであることで「くそぅ、こいつを飲ませてはくれないのか…」とかえって購買意欲を刺激してくる。
これからはクリスマスお正月と、インスタ映えしそうな食材がずらりと並び、限定豆も出るけれど、
それでも店頭では「温かいコーヒーお配りしてまぁ〜す」とマイルドカルディが手渡されるのだ。

なんかいつも同じ煮物を出してくる田舎のおばあちゃんみたいな安心感。
あーあそこに寄ってくか、とふらりと立ち寄りホッとして歳時記を感じて帰る。
(おばあちゃんと違うのは、お小遣いはくれず逆にムダ遣いしてしまうことか…危険…。)

あの試飲、すっごいマーケティングに基づいてやってたりするのかな。
あれなくしたらどのくらい売上落ちるんだろう。

まぁ何はともあれ、
カルディのにんじんドレッシングは美味しいです。
子供がサラダをむしゃむしゃ食べるよ。